The world of delusion(妄想世界)

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恋愛系

大人の階段

 
「なあ、お前ってほんと可愛いよな」

突然、彼が言った1言
私はなにを言われたのか判らないままキョトンとした顔で
固まってたのかもしれない
だからすぐにリアクションがとれなくて 数分後

「なっ、なにを突然言い出すんだか 冗談はやめてよ」
「冗談じゃねーよ マジで思ってんだから」

んな事言われても、唐突すぎるでしょうが
何かの話の流れから言うんだったら、こっちにも身構えることが
出来るってもんだけど いきなりは勘弁してよ

年下の彼と付き合い出して3年
お互い忙しくてデートなんて久しくしてなかった
やっとお互いのスケジュールの合間を取ってこうして会ってる
ランチを取って食後のコーヒーを飲んでる最中に突然言われた
まったく10歳(とう)も上の私に可愛いはどうかと思うんだけど

「久しぶりに外で会ってるからかな? 
 すっげー可愛いって」
「はいはい、ありがとうね 
 キミから可愛いなんて言われて、お姉さんはうれしいですよ」
「だから冗談じゃなくて マジでそう思うんだからさ
 そこらへんのモデルなんて目じゃねーよ ほんとマジで」

あんまり可愛いとかって言われても正直喜べないんだよね
キミの廻りにいる人達って、キミと同年代なんだよ
若いきゃぴきゃぴの娘(こ)ばっかりでしょ
そんなんと比較されてもね 
こちらとら三十路越えちゃってるんだから

「ところで、この後どうする? どっか行きたいとこある?」
「うーん......... 」

悩め、悩め どこでも連れ行ってあげるよ 
キミがしたいこと行きたいとこって興味があるしね
久しぶりのデートだし、がんばっちゃうよ お姉さんは

「遠慮なんかしなくていいんだからね キミが行きたい所に行こう」
「うーーん と...... 」 
「洋服とかは? 夏物が出てるから見に行ってみる?」
「それもいいんだけど.....」
「ん?」

「よしっ! 決めた!!」
「うん」
「お前の部屋いって2人でずーっといちゃつく!」
「はっ、はい?」

慌てて返事しちゃったわよ
どっかに行きたいのかと思って構えてたら、いきなりそれっ?
なんでこんな天気のいい日に、よりにもよって私の部屋なわけ

「っど、どうして 私の部屋に行きたいとかってなったのかな?」
「だってぇー 
 ここんとこずーーーっと忙しくて会えなかったじゃん
 メールしてもなかなか返事貰えなかったし
 電話しても忙しそうだったからさあ」

こらこら
そんな口を尖らせていうんじゃないって
お姉さんはその仕草だで、ぎゅーってしたくなるでしょうが

「だからー 
 会えなかった分 ずーーっと一緒にいたいって思ったの」

ちょっぴり拗ねた顔が、かわいい!って思っちゃったじゃないか
はぁー ほんと私ってこの子に夢中なんだよなぁ

「それに.....」
「それに?」
「これ以上、他の男にお前の可愛い姿見せたくねーんだよ
 俺だけのものだって確認したいからっ」

(///∇//)
はい、撃ち抜かれましたぁぁー!
おいおい、そんな言葉どこで憶えてきたんだよっ
しかも耳元で囁くなんて技、一体誰に教えてもらったの

「部屋行ってもいいよね? 拒否る選択はないから」

ただ頷くだけの私
まったくいつまでも少年っと思ってたら、いつの間にか青年になって
気づけばいっぱしの大人の男になってるじゃない
やられたー

そうしてゆったりとランチをした後、散歩しながら私の部屋に向かうのでした







違うところで書いてた物に、ちょこっと手を加えてみました
いつまでも少年って思ってた人が、しばらく会わない間に
たくましく大人になってるっていいなぁー

また、ちょこっとしたら書いてみようと思います
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